ドアからベンチへ


先日変わったご依頼で製作したベンチを納品してきました。

もとはリビングのドア…オニグルミのドアはご自宅を建てる際にお客様のお父様が作られたという思い出のつまったもの。

今回ご新居に移られるにあたりドアは持っていけないのでベンチにしてくれますか…というご依頼でした。玄関ベンチとして荷物を置いたり腰かけたりできるようにと。

ドアを外す際に確認すると、長手の材(両端の長い部材)は針葉樹の芯に5㎜ほどのクルミの単板を貼ったものでその他は無垢のクルミでした。単板とはいえ5㎜もあるので多少削ることもできます。あまり薄くはできませんが…

限られた部材を無駄にしないように解体していき各部材を削り直して加工していきます。

長手の部材は座面に使うわけですが、前述の通りあまり薄くはできないので、その厚みが不自然にならないようにしながらシンプルな形にしてみました。

思い出のドアがベンチに形を変えてまたご家族との生活に溶け込んでいくかと思うと作った私たちもとても嬉しくなります。

H様、このような心温まるご依頼を頂きありがとうございました。末永く可愛いがって頂けますように。

神奈川にお住いのH様

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